コーティング車の洗車で気をつけるべきポイント


車のコーティングをした後はどうすればいいの?

ネットで検索してみるとコーティングに関する記事はたくさんあっても、コーティングした後のアフターケアに関する記事は少ないです。そこで今回はコーティング車の洗車に関する記事を書きたいと思います。多くの人が勘違いしているコーティングケアの事実も書いちゃいます。

コーティング車の洗車は水洗いだけでいいのか?

ポイントは予備洗い

コーティングを施行したお店で、コーティング後の洗車は水洗いだけと指導を受けた人もいるかと思います。しかし、本当に水洗いだけでいいのでしょうか?答えはNOです。実はコーティング車もシャンプー洗車を使用した方がいいです。

※一部のポリマーコーティングとワックスでは水洗いを推奨します。

■シャンプーの役割

シャンプーの役割は大きく分けて2つあります。1つ目は界面活性剤の力で水洗いでは落ちない汚れ(油など)を落とす事。もう1つはシャンプーの泡が洗車スポンジとボディの間のクッションとなって洗車時の摩擦を減らす事です。つまり、逆を言えば水洗いだけだと、落ちない汚れがあったり摩擦が大きくなってしまう可能性があるという事です。

■コーティング後の洗車を水洗いと指導する訳

それではなぜ、コーティング後の洗車を水洗いだけと指導するお店(特にディーラーが多い)があるのでしょうか。その答えは世の中にあまりにもたくさんの種類の洗車用品が存在しているという事が答えとなります。コーティングは非常にデリケートです。車の塗装の厚さが50~100μ(サランラップ3、4枚分くらい)に対してコーティングの膜厚は塗装の100分の1くらいです。洗車用品は出来る限りコーティングに負担の無い物を選択しなければなりません。しかし、洗車用品コーナーに行くと様々な商品が売られています。中には水垢落としシャンプーやコンパウンド入りワックスなどコーティングに致命的なダメージを与えかねない商品もあります。しかし、コーティング車のオーナーが洗車用品に関して毎回、正しい選択が出来るとは限りません。それなら、リスク回避で最初から水洗いで統一してしまおうということで、水洗いだけという指導を行うようになったのです。(昔のポリマーコーティングはシャンプー洗車を使用すると剥がれてしまう場合があったので、その名残で水洗いだけと指導する場合もあります)

コーティング車の洗車方法

手洗い洗車も活用しよう

それではコーティング車の洗車方法はどうしたらいいのでしょうか。コーティング車の洗車方法も通常の洗車方法も原理原則は変わりませんが、コーティングへの負荷を考慮した洗車を行う必要があります。因みに下記のやり方はふるーる洗車でも実践しているやり方です。

■まずはしっかりと予備洗いをしよう

いきなりスポンジで洗うのではなく、まずはたっぷりの水をかけて予備洗いを行います。コーティング層の上に乗った砂や埃をしっかりと水で洗い流す事で、スポンジ洗い時のコーティングへの負担を最小限にとどめます。また、水をたっぷりとかける事で、ボディを冷やす効果もあります。

■シャンプーを使用して洗車をしよう

スポンジにたっぷりの泡をつけて洗車しましょう。スポンジで洗う際は力をかけずにスポンジの重みだけで洗車してください。上記のやり方で落ちない汚れに関しては別途、対応が必要となります。また、水洗いのみで対応しなければならない場合はスポンジで洗う時に同時に水をかけながら洗車を行うとコーティングへの負担を減らす事ができます。

■洗車後の拭き取りは素早く

洗車後の拭き取りは可能な限り素早く行います。水が残ったまま乾くとシミが発生します。重度のシミになると洗車では落ちず、ポリッシャーを使った作業でコーティングを削る必要が出てきます。そうなると、せっかくのコーティングも台無しになってしまいます。そうなる前に拭き取りは手早く行いましょう。また、日向ではなく日陰で拭き取り作業を行う事で、シミを防ぐ事が出来ます。

コーティング車の洗車での洗車用品選び

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ご説明したようにコーティングはデリケートなものなので、使用する洗車用品はしっかりと選ぶ必要があります。使用には注意が必要な洗車用品をまとめました。

■アルカリ性のシャンプー

カーシャンプーには大きく分けてアルカリ性のシャンプーと中性タイプのシャンプーがあります。アルカリ性シャンプーは中性タイプのシャンプーよりもコーティングへの負荷が強くかかるため、使用をお勧めしません。パッケージをの裏を見れば、中性タイプかアルカリ性タイプかを見分ける事が出来るので、コーティング車には中性タイプのシャンプーを選択するようにしてください。

■ワックスの利用

ワックスを使用した方が艶もコーティングの持続効果も向上するのですが、世の中に出ているワックスの多くはコーティングに対して負荷をかけてしまいます。特にコンパウンド入りのワックスやダーク用ホワイト用と車種別に分かれているワックスに関しては負荷が大きくなります。コーティング車にワックスを使用したい場合は必ず一度、当店にご相談ください。

ガラスコーティングは施行直後に要注意

ガラスコーティングは施行後から3~4週間ほど時間をかけて硬化していきます。コーティングが完全硬化するまでは洗車を控えた方が懸命です。しかし、雨で濡れてしまった場合はすぐに水で洗い流し拭き取りを行う事をお勧めします。なぜなら完全硬化するまでの過程で初期撥水という現象が起きるからです。初期撥水とはコーティングが完全硬化するまでの過程でシンナーがゆっくりと気化していく現象で、初期撥水の期間は通常より強く撥水します。強い撥水はウォータースポットを起こしやすくなりますので、注意が必要です。

コーティング車の保管方法に関して

コーティング車の保管方法として最も良い方法は車庫への保管です。しかし、どうしても外の駐車場に保管しなければならない方も多いと思います。その場合は定期的に洗車をするようにしてください。時間がない場合は予備洗いだけでもかなり変わります。どんなに優れたコーティングでもコーティング層の上に汚れなどが付着してしまうのは避けられません。もちろん、コーティングをしないよりはコーティングした方が汚れの付着度が改善されるため、汚れは落ちやすくなります。しかし、きれいを長く保ちたいのであれば、コーティング車でも定期的な洗車は絶対に必要です。最低でも1月に1回は見た目に汚れていなくても洗車をするようにしましょう。また、高速道路を走った後の虫や花粉にも注意をしなければなりません。虫や花粉は太陽光に長くさらされると酸化していきます。酸化した虫や花粉は徐々にコーティングを浸食していきます。浸食が進む前にしっかりと洗車して除去していく必要があります。

コーティング車のメンテナンス方法

コーティング車のメンテナンスには洗車を行う意外にも方法がもう一つあります。それは犠牲膜をコーティング層の上に張っていくという方法です。犠牲膜はコーティングにとって悪影響となる物を事前に受け止め、コーティング層を守っていくという役割があります。ただし、コーティング層を守るための最適な犠牲膜は現在、限られています。ご興味のある方はぜひ、お問い合わせいただければご紹介いたします。せっかくのコーティングもその後のメンテナンス次第では台無しになってしまいます。正しいケアを行って愛車のきれいをいつまでも保ちたいですね!

それでは今日はこの辺りで。

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